株価の明暗が分かれているスノーピークと良品計画

去年の12月に株式の新規公開を果たしたスノーピークは、その後に株価が短期間に大きく上昇した経緯があります。スノーピークは新潟県を地盤とするアウトドアメーカーで、商品開発力に定評があることで有名です。国内のアウトドアマニアでは、スノーピークの製品しか買わないという人が出るほどに商品に違いがあります。そのため、スノーピークは今後も企業成長をしていくことが期待できると判断した個人投資家によって、株式の人気化が起こりました。今年の7月にはスノーピークの株価は公開価格の5倍以上まで買われています。しかし、スノーピークの株価は7月以降、調整に入ってきています。逆に同じ小売業でも良品計画では、直近でも株価が上昇傾向です。良品計画は安くて質の良い衣料品や雑貨などを国内外で販売をしています。とくに最近の決算では中国などの新興国での業績が伸びていることが、投資家に評価をされています。小売業においては国内市場は少子高齢化の影響で、将来的に縮小していくことが想定されます。したがって、海外で業績を伸ばしている良品計画は、長い目で見ても業績を拡大していける道筋が整っていると言えます。今後の良品計画では中国のみならず、東南アジアやインドでも出店を増やしていくことが計画されています。そうした国への出店によって、企業収益はさらに拡大していく可能性が高くなっています。しかし、スノーピークはまだ海外での売り上げ比率は少ないのが現状です。そのため、株価としては国内市場の伸びだけを折り込んだ価格形成がなされています。しかしながら、今後においてはスノーピークの海外売上げが大きく伸びていくことが明らかになってくるに従って、株価はさらに上がっていくことになると考えます。

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